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李登輝前統領訪日をつぶしにかかる野中氏

 台湾の李登輝前総統が切望する十月末の訪日計画を、自民党と外務省が水面下でつぶしにかかっている。 国民党主席を辞任し、「私人」となった李登輝氏は、中嶋嶺雄東京外国語大学学長らが主宰し、十月三十日から長野県松本市で開かれる「アジア・オープン・フォーラム」への出席を強く希望しているが、中国側は「訪日す…

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対中国・北朝鮮外交はかくあるべし

変化が見え始めた中国、北朝鮮に対する外交はどう進めるべきか。最も大切なのは日米韓の結束を維持し、原則を崩さないことだ。 ロンドンに本部を置き、ミリタリー・バランスの発行元としても知られる国際戦略研究所(IISS)の年次総会が九月中旬、マニラで開かれた。IISS総会のアジアでの開催は三年ぶりである。…

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「井戸を掘った人」 田川誠一『日中交渉秘録』

 一九五九年から一九七二年まで、田川誠一は合計十一回、中国を訪れた。最初は自民党の長老、松村謙三の秘書として、その後自民党の衆議院議員として、毎年のように覚書貿易交渉に携わった。 東京から北京へは香港経由で行かなければならないので三日がかりだった。羽田から香港までわざわざ南下して一泊、翌朝、汽車で…

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小泉訪中は固まるも 日中関係は問題だらけ

 小泉首相の初の公式訪中は、日中国交正常化三十周年当日の九月二十九日を軸に最終調整に入った。人民大会堂での記念行事には当初、橋本龍太郎元首相を団長とする与党三党の代表団が参加する予定だった。しかし橋本氏が病気で訪中が困難になったため、十月初旬に予定されていた小泉首相の訪中が前倒しとなる。 小泉首相…

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日中「政冷」もものかは 忠告も進言も突っぱねまくる首相

 五月に国民年金保険料未納問題で引責辞任して以来、首相官邸にほとんど足を踏み入れなかった福田康夫前官房長官が、このところ頻繁に小泉純一郎首相を官邸五階の執務室に訪ねている。十月六日、二十二日、十一月一日、八日と、ほぼ週に一度のペースだ。表向きの用件は「ユドヨノ・インドネシア新大統領就任式に特派大使…

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中国側も憂慮を深める「対話なき日中」

歴史上はじめて、「強国同士」として向き合う日中。対立と戸惑いを乗り越えることはできるのか。 天津の一夜、ふと立ち寄ったショッピングセンターに、回転寿司を真ん中に据えた日本レストランがあった。ウェートレスは仕事の合間、メモ用紙片手に次から次へとテーブルに立ち寄り接客用の日本語を学ぼうとする。「偏口魚…

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外交なき小泉政治が醸成した中韓の「傲岸」

 三日後に告示が迫った衆議院統一補欠選挙のテコ入れのため、小泉純一郎首相と岡田克也民主党代表がともに福岡二区入りし舌戦を繰り広げた四月九日、海を越えた北京では、選挙戦の喧騒など及びもつかない騒然とした空気が街を包んでいた。 日本の国連安全保障理事会常任理事国入り反対や、四月五日に検定結果が発表され…

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現在の日中関係を40年前の名著で読み解く

『国際政治』高坂正堯著中公新書 1966年刊 安全保障に関する本を一冊選んで議論せよとの課題を与えられ、どの本を採り上げるか考えた。時代を経てなお読む価値があり、かつわかりやすい本の紹介がこのページの狙いだとすれば、高坂正堯著『国際政治』は、日本人の筆になるこの分野の書物としては最もふさわしい一冊…

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「なんでもありの中国人」に幻惑され続けないために

『中国=文化と思想』MY COUNTRY AND MY PEOPLE林語堂著/鋤柄治郎訳講談社学術文庫 1999年刊「靖国・小泉・反日」が日中関係の現在を象徴する三題噺になってしまったが、少しばかり頭を冷やして、日中双方の名もなき庶民がかくも大量に往来している時代が、これまでなかったという現実に立…

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どうする気か日中関係

 ブッシュ米大統領と紅葉の京都でデートとしゃれのめした小泉純一郎首相は「日米関係がいいからこそ、中国や韓国との関係もいい」と言い放った。強がりを言っている風でもない。本気でそう思っているのだとしたら、われわれは大変な人物を国家運営の最高責任者にいただいてしまったものである。中国はマレーシア・クアラ…

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靖国は本当に中国の外交「カード」なのか

 温家宝首相の訪日は、とどこおりなく終わって、日中関係は指導者同士の交流という面でいって、「正常化」に向かっている。今回は、とくに温家宝首相の訪日を機に、中国のメディアが大変積極的な日本報道を行なったことが、日中関係にとってはよかった。日本社会のさまざまな側面について、これほどバランスのとれた報道…

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盧溝橋事件前夜の大陸に渡り日中関係の核心を取材した男の回想

『上海時代(上・中・下)』松本重治著中公新書 1974年刊(現在は古書としてのみ入手可能)『上海時代』との出合いは三十数年前。大学院入試を二日ほど後に控えたある日、息抜きに覗いた古本屋だった。盧溝橋事件に向けて緊張の度を加える日中外交関係を縦糸に、上海を主な舞台に展開される虚々実々の和平交渉を横糸…

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「反日デモ」で日本企業の中国撤退が始まる

中国社会の不安、焦燥感を映し出す毛沢東の肖像写真(c)AFP=時事...

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